ラサ(味)とヴィールヤ(エネルギー)
アーユルヴェーダは、ハーブの味は付随的なものではなく、その特質を表すものであると教えています。サンスクリット語で味を指すラサとはエッセンスという意味があり、味とは植物のエッセンスを表しその性質を理解するための第一要因となります。
アーユルヴェーダでは味を次の6つに分類しています。
①甘味 ②酸味 ③塩味 ④辛味 ⑤苦味 ⑥渋味
ヴィールヤ とは、ハーブの持つエネルギー、効能、効力、薬力源のことであり、アーユルヴェーダでは、温性と冷性に分けています。ハーブは味を通して身体を温めたり、冷やしたりして、身体を活性化するという最も基本的な作用を示します。
温性:辛味、酸味、塩味 (ピッタを増大させる)
唐辛子や生姜などの辛いものを食べると体が熱くなったり、ワインなどの発酵製品の酸味が体を温めるという経験は多くあると思います。切り傷に塩分があたるとひりひりするのは、塩味の持つ熱性のためです。
冷性:苦味、渋味 、甘味 (ピッタを減少させる)
砂糖は体の灼熱感を中和します。また苦味と冷感は熱を下げ、炎症を鎮めます。渋味は収斂作用があり、冷却作用があります。
味には乾性と湿性の性質もあります。
乾性:辛味、苦味、渋味、(ヴァータを増大させ、カパを減少させる)
湿性:酸味、塩味、甘味、(カパを増大させ、ヴァータを減少させる)
以上を参考に、体調に留意して、毎日の食事の味付けに変化をもたせてはいかがでしょうか?
コメントする
トラックバックする
トラックバック用URL: